うしぼかじゅらな毎日

スピンアウターのあるく道

パラグアイって? 01

また、朝早く目が覚めてしまった。 昨夜は寝るのが早すぎた。

で、ブログの更新。

少しずつ、パラグアイって国について、紹介してみようと思う。 でも、あくまでここに住む私、Makki個人の独断と偏見で書いてくからね。 内容について、責任は一切持ちません!! って、スタンスでやらせてもらいます。 あしからず(笑。

ってなわけで、パラグアイってどんな国か。

日本から見てほぼ地球の真裏、時差はちょうど12時間。 つまり、昼夜が真逆。

国の広さ(国土)は日本と同じくらい。 でも、山はなく、利用できる面積が格段に広い。 でもって、人口も700万人足らず。 人口密度はすごく低い。

南米の中ごろに位置し、ブラジル、アルゼンチン、ボリビアの三国に挟まれてる国。 内陸国で海がなく、日本と正反対。 よく日本で、国外のことを”海外”っていうけど、パラグアイ的には”陸外”になるのかな?(笑。 因みに、海までの最短距離は陸路で、ブラジルを突っ切って、1.100Km、車で14~16時間はかかる。

でも、このパラグアイは、海がない代わりにドデカい川2つに挟まれている。 中型の貨物タンカーがパラグアイ川を通り、河口のアルゼンチン、ウルグアイの港と行き来していて、物流はそんなに悪くない。

人口当たりのGDPは、+-4.000$。 日本の1/10くらいかな。 しかし、これも、あくまで人口で割ったもので、ほとんどのパラグアイ人はこれの半分以下で暮らしてる。 私の感覚から言うと、この4.000$は、よくて親子3人一家族の水準だと思う。 この国の貧富の格差は大きい… 日本とは比較にならない。

でも、携帯電話の普及率は100%を超えてる。 不思議な話のように思うかもしれないけど、ここでもやっぱり、携帯電話は生活の必需品。 もとい、家電や明日の食料より大事かも。 質屋に冷蔵庫は出しても、携帯は売れない(大笑。 実際問題、携帯なしじゃ、仕事にならんしね。

関連して。 よく言われるように、パラグアイはネット環境がよくないって話。 これは、個人的には違うと思う。 確かに、ブロードバンド系は少ないけど、スマホが主流の今、携帯電話の普及率イコール、ネット環境だと思う。 この点で、パラグアイは、ブラジルやアルゼンチンより、格段にいい。 パラグアイ国内、ほとんど、どこに行っても携帯の電波は飛んでる。 ブラジルや、特にアルゼンチンは、主要都市の周りだけ。 通話のサービスに至っては、電話のつながるスピードは日本より早い(笑。

日本と言えば。 面白いのは、日本との通話。 月に何回か日本に電話するけど、なんと、TIGO社の携帯からかけると、ほとんど、時差なしで話せる。 そして、何故か隣のブラジルとの通話が遅れたりする。 コネクションの問題なんだろうけど、ツッコミを入れたくなる話し。

さて、そろそろ出勤時間になったので、今日はここまで。
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DIY レコスタ 05

一日目、終了。

3人掛かりで、4面出来た。
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まだ、日は高いけど、木材がなくなったため、今日はおわり。 疲れたし。

残りの木材が遅れてる。 明日の午前中には届けると言ってきたが、どうだろう? ハハ、ここはパラグアイ

補足。

木材は、45mm x 75mm。

間に入れる防音材は、はじめロックウールを考えていたのだけど、これも高価すぎるので、身近なグラスウールに変更。 で、あさって届く予定。

 

DIY レコスタ 04

木枠の細かい部分。

木材が直で壁にさわってると、音の振動が壁に伝わってしまう。 つまり、音が漏れしまうということ。

普通、ちゃんとした防音のためには、壁と木材の間に振動を吸収する特殊なゴムを挟むのだけど、パラグアイではそれが売ってない。 USAから取り寄せると、一つ6$にもなってしまい、これだけで400$を越してしまう。

で、代わりにゴムのシートを2枚重ねで使ってみる。

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DIY レコスタ 03

問題発生。

ウスウス気づいてたけど、この建物… 曲がってる!? 並行する壁の長さが30cmも違う。

どうりで、天井にボードを取り付けてくれたオッチャンが四苦八苦してたわけだ。

大丈夫かこの建物? ここは3階… さすが、地震のない国パラグアイの建築。 ハハハ。

 

でもまぁ、しゃーない。 曲がった部屋に合わせて始めてしまったんで、このまま進める。

石膏ボード取り付けに一苦労しそうだ。

DIY レコスタ 02

さて、木材も届き、いざ着工。

部屋の面積が4mx5mの40㎡、で、その中に、3mx3mの部屋を作る感じ。f:id:mercagrisa:20170517015149j:plain

45cm間隔で写真のように、床を除いた5面の木枠を組む。 それが出来たら、木枠の間に防音材をつめる。 その上から石膏ボードを取り付けて出来上がり。 とりあえずここまでやって、床には絨毯と防音シートを敷いて、再度dBを測ってみる。 お隣に迷惑がかからないレベルまで行けば、OK。

と、これが、ザックリな計画。

あとは、換気扇だとか、電気の配線、ドアの取り付けなどなど、細かい所もいろいろあるんだけど、作りながら書いてくつもり。

DIY レコスタ 01

 

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レコスタ作りに挑戦。

都内に5年契約で部屋を借りた。 家賃は水道込みで150$、相場より少し安め。 郊外に近いけど、けっこう外はうるさい… ピークは軽く80dBくらい出てる..... で、ホンキで防音対策するしないとダメだってことがわかった…

部屋を締め切った状態で、1分間のピーク値が59,3dB.

これまでの試み。部屋面積20㎡。

★ 板張りの天井に9,5mmの石膏を取り付けた。 結果、高音は減ったものの、全体として-8dB程度、期待した効果とはほど遠い… 経費370$。

★ 窓をリフォーム。

元の窓をそのままに、ガラスを2まい足して3重構造にする。 これで、さらに-14dB。 効果大。 経費410$… 窓は、高価い!!

800ドルかけて、やっと36dB台…

まぁ、こっからがホンキ。

2つに1つを選ぶなら

100人の人が住む村が2つ。

A村は、90人のコソ泥と10人の善良な村人が住んでいる。

B村は、10人の凶悪犯と90人の善良な村人が住んでいる。

引っ越すならどっち?

 

実はこれ、ここパラグアイと隣国ブラジルを表しているらしい。

A村がパラグアイで、B村がブラジル。 普通に考えるとよくわからないけど、コソ泥と凶悪犯の人数を犯罪の発生率に直すとよくわかる。 確かに、その通りだと思う。

Makkiは住むなら断然、A村がいい。 毎日、10の凶悪事件が起きる村より、90の小さい事件が起こる方の村が、絶対に住みやすいと思う。

面白いのは、ブラジル系はこの質問に対して、B村を選ぶ人が多いらしい。

 

この話をしてくれた社会学者の知人によれば、それぞれの文化に違いがあるそうだ。 悪との共存を望めば、90の軽犯罪と住むことになり、悪と戦えば、10の重罪と住むことになる。

なんにしても、南米の新興国で暮らすということは、大なり小なりの犯罪と縁が切れないということ。

だから、Makkiはパラグアイに住んでる。